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自動車保険の選び方(被保険者を決める)

以前は、どこの保険会社でも、SAP、PAP、BAPという3種類の自動車保険しか取り扱っていませんでした。
しかし、自由化以降は、各保険会社が独自の自動車保険を開発し、それを中心に販売する時代になっています。
選択肢が増えたことは良いことかも知れませんが、各保険商品の違いを細部まで調べることは、非常に面倒ですし、あまり意味のないことだと私は思っています。

それは、主軸となる補償部分には然程の違いが無いからです。

私が知っておいたほうがよいと思うことは、次の3つです。
① 主軸となる補償部分が同じであっても保険料が大きく異なる場合があること。
② 運転者を限定する特約と年齢条件を適切に付帯すること。
③ 割引制度を上手に活用すれば保険料を安く抑えることができる場合があること。

このページからは、元保険代理店の目から見ての自動車保険の選び方を紹介しています。
次の4ステップで進めていくと、無駄な保険料を省くための適切な特約と割引制度を選択することができると思います。

被保険者を決める

記名被保険者を決める

記名被保険者とは、被保険自動車を主に運転する方で被保険者の中心となる方です。通常は、自動車検査証に記載の所有者または使用者がなります。
被保険者は、この記名被保険者を中心に決定されるので非常に重要なポジションになります。

自動車保険の被保険者の決め方

契約者が記名被保険者を指定しない場合は、契約者が記名被保険者になりますが注意が必要です。
契約者が記名被保険者に該当しない場合は、告知義務違反になり事故が起こっても保険金が支払われない場合がある他、契約解除の対象になる事もあります。
免許証を持っていない父親が契約者兼記名被保険者で、被保険自動車を主に運転するのは子供というケース等が該当します。

記名被保険者は、必ず、主に車を運転する方を指定してください。
特別な理由がない限りは、車検証に記載の所有者または使用者にするのが通常です。
記名被保険者が未成年等の理由で印鑑証明書を用意できない場合は、所有者にはなれませんので、使用者にします。
夫婦で同程度運転する場合は、車の所有者(ローンで購入の場合は使用者)を記名被保険者にするのが妥当だと思います。

被保険者を決める

記名被保険者が決まれば、被保険者の範囲を決めます。合わせて適用できる運転者限定特約と割引制度も選択します。
コチラのページを参考に、運転者を限定する特約と年齢条件を選びます。
次に、適用できる割引制度の有無をコチラのページで確認します。
また、今回の契約が、同居のご家族で2台目以降となるの方は、コチラのページも合わせてご覧ください。

自動車保険の割引に係る特約の種類